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見た目に惑わされずに買うコツ ~ジュース編~
暑くなってくると冷たい飲み物が欲しくなりますね。
普段から水やお茶などを持ち歩き、こまめに水分補給することがおすすめですが、
この時期はスポーツドリンクやジュースなどが増えてしまうことも少なくありません。
砂糖入りのものが血糖値に良くないと分かっていても「汗をかくのでスポーツドリンクが必要!!」と思ってしまう方も多いようです。
最近は見た目が水のような飲み物(本当はジュース)が多く出回っています。
「水だと思って間違えて買ってしまった…」「砂糖が入っているとは知らなかった…」という方もいらっしゃいました。
また「失われたビタミン、ミネラルを補給する」など体に良さそうな言葉が書いてあると、どんなものでも大丈夫だと勘違いされてしまう方も多くおられます。
水分補給のつもりが血糖値を悪化させていたということのないよう、まずは飲む前に表示を見て糖質がどれくらい含まれているのか確認することをおすすめします。
エネルギーが低いものであっても含まれている糖質によって血糖値をかなり上昇させてしまいます。
エネルギーだけではなく、どれくらいの糖質が含まれているか確認できると良いですね。
もしこんな表示だったら…
栄養成分表示 (100mlあたり) |
エネルギー | 20kcal |
たんぱく質 | 0g | |
脂質 | 0g | |
炭水化物 | 5.0g | |
食塩相当量 | 0.07g |
この場合、炭水化物がほぼ砂糖の量になるので、100mlあたり約5gの砂糖が入っていることになります。
もし500mlのペットボトルで1本飲むと5倍の砂糖量(約25g)が入っていることになります!!!
(スティックシュガー1本:3~5g)