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医師のつぶやき 細胞内のお掃除

細胞内のお掃除(オートファジー)
 2016年ノーベル賞を受賞した大隅良典先生の研究はオートファジーの仕組みと解明でした。聞きなれないオートファジーという作用は、我々の体の中でとっても大事な役割を果たしているのです。我々の体はすべて細胞でできていて、細胞の中にはいろんな成分のたんぱくが詰まっています。オートファジーはその蛋白を自分で分解して栄養源にする働きですが、当初は飢餓やストレス状態での生き残り術と考えられていました。研究が進んで、オートファジーは蛋白を壊しては、新しく蛋白を作ることが行われていることが知られるようになりました。どうして、生物がこのような無駄なことをしているかというと、新陳代謝をすることで不要な有害物質を取り除くことにあります。つまり細胞内のお掃除を自動的行われていることになります。この新陳代謝が滞ると、細胞が弱ったり死んだりします。その結果、癌や糖尿病、感染症、心不全などの病気になってしまうのです。さて、オートファジーを活性化するには①有酸素運動 ②低脂肪食 ③空腹時間をつくるなどの方法があります。いずれも糖尿病の生活指導で耳にしたことがあると思います。糖尿病をよくする生活スタイルは細胞内のお掃除をしっかりすることに繋がります。もう小腹がすいたからって・・・・細胞のお掃除を邪魔してはいけません。                    

                                         2026年1月

                                                     

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