主食の摂り方のコツ
ご飯やパン、麺類など食事中の主なエネルギー供給源となるものを‘主食’と言います。
これらの主食は炭水化物を多く含み、エネルギーとして1食の約50〜60%程度になることが望ましい割合です。
例えば1日の目安量が1,400kcal程度の方ならご飯にして1食約130g、1,600kcalの方なら1食約150g、1,800kcalの方なら1食約180gが適量となります。
また、ご飯やパンや麺類の他に、いも類やかぼちゃ、あずき、とうもろこしなど糖質の多い野菜や豆も主食となる炭水化物の仲間と覚えておくと便利です。春雨、ビーフン、お麩などの食品も同じです。これらを多く食べる時は主食量を調節すると良いでしょう。
お腹が空いている時、ご飯に合うおかずの時、丼物や味の付いているご飯などの時はいつも以上にご飯量が増えやすい時です。さらにおかずがないのでご飯を多めになんてこともよく聞かれる話です。主食量が多いと体重増加につながりやすく、健康上好ましくありません。
「炭水化物は太るから食べない」というような極端な減らし方ではなく、まずは計量してみて適量かどうかを確認してみましょう。計量が難しい方は茶碗を小さめにする、大盛りをやめて普通盛りにする、炭水化物を重ねて食べない(めん類とご飯)など、出来ることから始めてみましょう。
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